ニュース その他分野 作成日:2012年2月13日_記事番号:T00035348
馬英九総統は11日、新竹県市で開かれた懇談会で、清廉で実務能力の高い政府、活力ある経済、社会正義の実現を今後の努力目標に掲げ、貧富の格差是正政策の一環として高額所得者の納税額を増やすべきとの考えを示した。12日付工商時報が伝えた。
馬総統は、「台湾の税制合理化は、現段階ではまだ改善の余地がある」との認識を示した上で、高額所得者から税金を多く徴収し、社会的弱者により充実した救済の手を差し伸べるべきだと述べた。
その上で税制改正の目標は貧富の格差縮小であると明言し、能力の高い人たちの税負担を多くすることで税制の公平性が保てると説明した。しかし、階級間の対立による市民の分裂は避けたいとの意向を示した。
これに関連し財政部の劉憶如部長は、馬総統は「富人税(金持ち税)」の名称は使いたくない考えだと明らかにした。しかし、所得税を除く他の多くの税目についてはまだ指示は受けておらず、具体的な内容は各界との共通認識を得た後になるという。
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