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香港・中国での口座開設代行、解禁を検討


ニュース 金融 作成日:2012年2月13日_記事番号:T00035351

香港・中国での口座開設代行、解禁を検討

 行政院金融監督管理委員会(金管会)は、台湾の銀行が顧客に対し、香港や中国本土での口座開設を代行することを2段階に分けて解禁する方向で検討している。実現すれば、将来的に銀行顧客は出境して口座開設手続きを取らなくても、人民元建て投資商品の購入が可能になる。13日付経済日報が伝えた。

 口座開設代行はまず、資金借り入れ需要がある顧客を対象に認める。当初は資金運用目的での口座開設は解禁されない。

 これに対し、中華民国銀行公会は、資産運用目的の口座開設も認めるよう、金管会に要請した。

 当局者は「台湾内で外国為替銀行が人民元業務を行うのは、中台間の清算協定など不確定要素が多いが、海外支店に口座を開設し、人民元建ての商品に投資を行うことは、金管会が法令を改正すれば可能で、早期に実現できる」と語った。