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労働時間、「週50時間以上」が26%


ニュース その他分野 作成日:2007年11月5日_記事番号:T00003536

労働時間、「週50時間以上」が26%

 
 労働者の26%が週50時間以上働いており、このうちの14%は60時間以上の長時間労働になっていることが、行政院衛生署国民健康局が2日発表した「全国職場健康労働環境調査」で明らかになった。行政院労工委員会が定める法定労働時間は週44時間だが、単なる参考数値にしかなっていないようだ。

 業種別で見ると、長時間労働が最も深刻なのは不動産業で43.1%が週60時間以上働く。不動産業は50時間以上働く女性の割合も5割近くに上っており、女性が就業する業種の中で最も長い。ホテル飲食業は60時間以上働く人の割合が23.9%で、不動産業に次いで多い。

 職場での喫煙率は、運輸・倉庫業が最悪で39.1%。次いで建設業36.8%、不動産業33.3%となった。不動産業は「女性の喫煙率」「受動喫煙率」も最悪で、「最も不健康な職場」と言えそうだ。3日付工商時報が報じた。