ニュース 電子 作成日:2012年2月13日_記事番号:T00035364
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した1月連結売上高は、前月比10.6%増、前年同月比2.3%減の345億6,900万台湾元(約900億円)だった。証券会社によると、欧米の顧客がクリスマス休暇に入り、一部出荷が1月にずれ込んだため前月比増収となった。2~3月には液晶パネル関連の緊急受注が入り、今期の連結売上高は1,050億元規模になると予測した。11日付工商時報が伝えた。
TSMCは第1四半期に入り、製造プロセス40ナノメートルおよび28ナノメートルの需要が強まっている。グラフィックチップ(GPU)のエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の生産拡大や、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)のアルテラやザイリンクスの28ナノプロセスによる量産計画始動が背景にある。
TSMCは28ナノプロセスの生産能力増強などのため、今年の設備投資に60億米ドルを投じる計画だ。28ナノプロセスの売上高構成比は昨年第4四半期の2%から今年第1四半期に5%に拡大する見通しだ。
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