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米産牛肉の成長促進剤、RTマートでも検出


ニュース 農林水産 作成日:2012年2月14日_記事番号:T00035374

米産牛肉の成長促進剤、RTマートでも検出

 台北市衛生局は13日、市内の大手量販店で販売されている肉類を抜き取り検査したところ、大潤発(RTマート)内湖店および家楽福(カルフール)内湖店の米国とオーストラリア産の牛肉から、台湾では認められていない成長促進剤「ラクトパミン」(通称、痩肉精)が検出されたと発表した。カルフールは先週、成長促進剤の検出が報じられ、既に台湾全店舗から米産牛肉を撤去しておりRTマートも問題の商品を即日撤去した。なお、両店舗へはいずれも新北市中和区の裕賀食品が供給を行っていた。14日付自由時報が伝えた。

 衛生局によると、RTマート内湖店の米国産アンガス牛スペアリブから2.9ppb(10億分の1を示す単位)、カルフール内湖店の米国産牛薄切り肉から1.8ppbが検出された。

 RTマートは販売中の米国産牛肉について、4日ごとに検査を実施しており、成長促進剤が検出された場合は販売をやめることにしているため「問題ない」と説明した。

 新北市衛生局の調査によると、裕賀食品は米国などから約1,500キログラムの肉を輸入していた。同局は今後、輸入・販売経路の解明を進める。