ニュース 運輸 作成日:2012年2月14日_記事番号:T00035375
高雄市の都市交通システム(MRT)は1月、2008年3月の紅線開通以来、初の単月黒字を計上した。年越しのカウントダウンイベントや、春節(旧正月)の9連休などによって1月は1日当たりの平均乗客数が延べ15万8,000人と、前年同月比で22.5%増加した。運賃収入1億2,000万台湾元(約3億2,000万円)超で、200万元余りの最終利益を得た。14日付自由時報などが報じた。
なお、高雄MRTの今年の1日当たり平均乗客数の目標は延べ15万人で、1月は既にこの数値を上回った。
高雄捷運公司(KRTC)の郝建生総経理は初の単月黒字計上について、「高雄市民にMRT利用の習慣ができたことを示した。また、融資銀行に対しKRTCの努力を見せることができた」と語った。
KRTCは債務問題で高雄市および銀行団と協議を行った上で、台湾高速鉄路(高鉄)や台北MRTの例に倣って利息返済期間の延長などを認めるよう、交通部に働きかける意向だ。
中央政府は現在、高雄MRTの利用者増対策として、沿線で住宅を買った人に永久無料乗車カードを与える案を検討している。
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