ニュース 運輸 作成日:2012年2月14日_記事番号:T00035376
ばら積み海運大手、裕民航運は13日、ケープサイズばら積み貨物船(18万6,300トン)10隻を建造する契約を中国船舶工業集団(CSSC)傘下の上海外高橋造船(SWS)と取り交わした。今回の契約額は約5億米ドルで、同社最大規模となる。14日付経済日報などが伝えた。
王書吉・同社総経理は、中国の第12次5カ年計画(2011~15年)による鉄鋼需要の高まり、豪州やブラジルなどが鉄鉱石生産量を拡大していることなどから、世界のばら積み海運市場は今後、景気が上向くと予測した。
今回の造船は1隻当たり約4,983万米ドルで、引き渡しは2014年に4隻、残りは15年以降になる。王総経理は、ばら積み市場の低迷に反して、船舶の建造価格が徐々に戻っていることから、この時期に船舶を購入し、今後の好景気到来に備えると語った。業界関係者によると、昨年の同クラスばら積み船は1隻当たり約5,300万米ドルだった。
裕民はこのほか、既に8隻のばら積み船も購入しており、今年半ばから引き渡しが始まる予定だ。
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