ニュース 運輸 作成日:2012年2月14日_記事番号:T00035377
海運大手、長栄海運(エバーグリーン・マリン)の謝志堅副総裁はこのほど、主力の米国航路で運賃値上げに加え、需給均衡が進んだことから、今年は大幅な成長が見込めるとの認識を示した。14日付工商時報が伝えた。
長栄海運は米国航路が売上高の30%を占めている。同社は米国航路の回復と第2四半期からの西アフリカ航路参入で、通年では黒字転換も期待される。
今後の海運景気について謝副総裁は、「2013年末から14年にかけ、景気が回復する」との見方を示した。米国航路については「需給均衡は時間の問題だ。運賃が月を追ってそれに反応してくれれば、値下げ競争の再来はない」と予測した。
同社は今後4年で8,000TEU(20フィート標準コンテナ換算)の貨物船30隻の更新を進める予定で、最初の7隻は年内に引き渡される。
謝副総裁はグループ全体の業績について、「航空、ホテルなどの事業が安定して成長しており、グループ売上高が(前年比で)5~10%伸びるのではないか。景気動向を慎重ながらも楽観しており、逆境の中で発展を追求する」と述べた。
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