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自動車ライトの帝宝、中台に新工場計画


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年2月14日_記事番号:T00035384

自動車ライトの帝宝、中台に新工場計画

 自動車用ライト大手の帝宝工業(デポ・オートパーツ)が13日明らかにした中台での生産能力拡充計画によると、台湾では30億台湾元(約79億円)を投じて新工場を、中国では1,000万米ドルを投じて江蘇省鎮江市丹陽市に第2工場を建設し、それぞれ中台のアフターマーケット市場開拓に乗り出す。14日付工商時報が伝えた。

 台湾の新工場は敷地面積1万坪を予定しているが、うち500坪余りが公有地となっており、現在取得方法を模索している。用地取得後すぐに着工し、第1期工事は1~2年以内の完成を見込む。同社は現在、台湾では彰化県鹿港鎮と台南市新営区に工場を保有する。

 中国の丹陽第2工場は上半期中に着工する予定で、早ければ来年末に完成する見通し。第1工場ではライト部品を、第2工場ではライト組み立て主に行う計画だ。第2工場は3期に分けて拡張し、最終的な生産能力は第1工場の5倍になるという。

 なお帝宝は米国子会社が独占禁止法違反に問われ罰金として計6,800万米ドルを支払ったため、昨年業績は同社初の赤字となったとみられる。