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2月上旬の自動車販売、前年の5倍以上


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年2月14日_記事番号:T00035385

2月上旬の自動車販売、前年の5倍以上

 交通部数拠所の統計によると、2月1~10日の新車登録台数は4,372台で、前年同期比467.1%増加した。比較対象となる昨年2月上旬に春節(旧正月)があったことに加え、ハイシーズンに当たる春節前に販売した分の納車が2月にずれ込んだことが主因だ。14日付工商時報が伝えた。

 中でも、トヨタ台湾総代理店の和泰汽車は1,543台(シェア35.3%で首位)で前年同期比1,472.7%の大幅増となった。韓国・現代自動車(ヒュンダイ)の台湾代理店、南陽実業を傘下に持つ三陽工業(SYM)は前年同期比533.3%増の304台(シェア7.0%)で一気に4位に浮上した。

 業界関係者は、2月は自動車市場の非需要期に当たるが、総統選挙で消費者の購買意欲が刺激されたと指摘。和泰の「カムリハイブリッド(HV)」、福特六和汽車の新型「フォード・フィエスタ」、中華汽車工業(チャイナ・モーター)の「ランサーiO」など台湾現地生産車の相次ぐ発表から、各社が今年の市場を有望視していることがうかがえると話した。