ニュース 電子 作成日:2012年2月14日_記事番号:T00035389
宏碁(エイサー)台湾・中国営運総部の林顕郎総経理はこのほど、中国の中小企業市場の成長が目覚ましいことから、今年は同社の企業向け売上構成比が30%に拡大するとの見通しを示した。また2010年に中国の方正科技集団(ファウンダー・テクノロジー・グループ)から「ファウンダー」ブランドの使用権を獲得したことについては、「1足す1を2にすることは容易ではないが、統合が一段落し、今年は1.8の効果を発揮できる」と語った。14日付工商時報が報じた。
なお、方正の元総裁で、エイサーの中国区執行副総裁に就いていた藍燁氏がこのほど離職したと伝えられていることについて林総経理は、「藍氏は2月15日付けで離職する」と認めた上で、「当社は大陸(中国)を7エリアに分けて24の支社を設置しており、管理体制は万全だ。1人の離職に影響を受けることはない」と強調した。
一方、エイサーは昨年第4四半期、欧州でのパソコン出荷台数が英国で前年同期比60%減、フランスで同45%減、ドイツで同27%減となったが、今年はマーケティング費用を倍増させてシェアの低下を食い止めたい考えだ。
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