ニュース 電子 作成日:2012年2月14日_記事番号:T00035393
DRAM価格の底打ちが見込まれる中、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の大手DRAMメーカー、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)は、近く契約価格を1割以内の幅で引き上げたいとの考えを明らかにした。同社は顧客への通知を既に開始しており、値上げできれば8カ月以上続いた価格下落に終止符を打てる。14日付経済日報が報じた。
南亜科は、タイ大洪水により不足が生じていたハードディスクドライブ(HDD)供給が正常を取り戻しており、パソコンOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーからの受注にも回復がみられると指摘した。
証券会社は、南亜科が値上げに成功すれば、同社だけでなく傘下の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の業績好転も見込めるとの見方を示した。
集邦科技(トレンドフォース)傘下の調査機関、DRAMエクスチェンジによると、2ギガビット(Gb)DDR3の契約価格は、昨年5月に2.13米ドルまで上昇して以降、下がり続け、最新のオファー価格は0.88米ドルとなっている。
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