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桃園MRT空港線、トンネル壁面に鳥の飛翔アニメ


ニュース 運輸 作成日:2012年2月15日_記事番号:T00035404

桃園MRT空港線、トンネル壁面に鳥の飛翔アニメ

 来年6月に開通が予定されている桃園都会区大衆捷運系統(桃園MRT)空港線の体育大学駅~長庚医院駅区間にあるトンネル内に、台湾固有種の鳥、「紫嘯鶇(ルリチョウ)」が飛翔するアニメーションを施すことが計画されている。視覚の残像効果を利用したもので、列車がトンネルを抜けて地上に出る際、乗客は窓の外を先導して羽ばたくルリチョウの姿を目にすることができるという。トンネル内にこうした趣向を施すのは、台湾鉄道業界で初めての試みだ。15日付聯合報が報じた。

 桃園MRT空港線の建設を管轄する、交通部高速鉄路工程局(高鉄局)は、同路線では「1駅ごとにうれしい驚きを」のコンセプトの下、台湾内から5組、日米、ドイツ、インドから4組の芸術家(団体)を招き、共同で駅構内にパブリックアートスペースなどを設置する計画だ。

 同企画に日本から参加する芸術家グループ「パラモデル」は、長庚医院駅2階の通路に、同病院の児童患者と共に鉄道模型を設置し壁画として展示する。