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台湾最大の林口アウトレット、新北市が入札発表


ニュース 建設 作成日:2012年2月15日_記事番号:T00035407

台湾最大の林口アウトレット、新北市が入札発表

 新北市政府は14日、林口区に計画している台湾で最大規模となるアウトレットで、入札実施を発表した。15日付工商時報が伝えた。


林口アウトレットの完成予想図(新北市提供)

 誘致計画は「林口中商36招商案」と呼ばれており、6.74ヘクタールの用地にBOT(建設・運営・譲渡)方式でアウトレットを建設するものだ。入札は6月13日に締め切られる。投資額は67億7,000万台湾元(約180億円)が見込まれ、年内の契約締結を目指す。

 用地は中山高速公路(国道1号)の林口ICに近く、桃園都会区大衆捷運系統(桃園MRT)空港線のA9(林口)駅から徒歩5分の位置にある。容積率は500%、建ぺい率は60%が認められており、映画館、ホテル、スポーツ・レクリエーション施設の併設も見込まれている。

 新北市政府は既に行政院経済建設委員会(経建会)と共同で国際誘致説明会を開いており、来月には東京での説明会も予定している。同市政府経済発展局(経発局)の江俊霆局長によると、国際的なアウトレット運営会社、台湾の不動産開発会社、百貨店などが関心を示しているという。