ニュース 医薬 作成日:2012年2月15日_記事番号:T00035410
レーザー照射による視力回復手術「レーシック」は施術十数年後に、原因不明の視力低下を訴える患者がここ最近で6~7件に上ったことが、林口長庚医院の蔡瑞芳眼科主任より報告された。15日付聯合報が伝えた。
蔡医師は20年前同医院の眼科主任就任時に台湾にレーシックを導入したことで知られ、現在までに数万件のレーシック手術の経験を持つ。蔡医師の患者のうち、以前レーシック手術で1.0まで視力が回復した45歳の女性は、最近自動車の運転にも不自由するほどの視力低下を訴えたため、検査したところ、視界がゆがんだり欠損して見える「黄斑変性症」やその他の疾患の疑いはなかった。同様にレーシック手術後の視力低下を訴える患者は年齢、男女の差に関係なく報告されており、蔡医師は同手術の後遺症の可能性も否定できないとしている。
蔡医師は、レーシックは高精度で安全性が非常に高い手術と強調しながらも、少数ながら後遺症の疑いがもたれる事例が報告されたことで、今後はレーシックの施術を行わないと語った。
行政院衛生署の石崇良医事処処長は、現段階では衛生署がレーシック手術を禁じることはないとしている。
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