ニュース 食品 作成日:2012年2月15日_記事番号:T00035411
財政部関税司は14日、粉ミルクの輸入価格上昇が消費者物価に与える影響を防ぐため、脱脂粉乳と全粉乳の関税を一時的に現在の10%からさらに5%まで引き下げることを決めた。期間は2月10日から8月9日の半年間。15日付工商時報が伝えた。
両品目の関税は昨年2月以降、既に2回にわたり引き下げられている。今回の引き下げによる税収減は6,000万台湾元(約1億6,000万円)と見込まれる。
関税司の蘇淑貞専門委員は「最近、脱脂粉乳、全粉乳の輸入価格は上昇を続けており、物価安定と物資供給の調整を図るため、関税引き下げを決めた」と説明した。
関税司はまた、昨年2月以来関税が臨時に引き下げられていた▽小麦粉▽粗びき小麦と粒粉▽硬質小麦▽その他小麦・麦類▽キャッサバ粉──について、価格下落を受け、今月9日までで関税引き下げ措置を打ち切った。
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