ニュース その他製造 作成日:2012年2月15日_記事番号:T00035426
台湾水泥(台湾セメント)の子会社、台泥国際集団(TCCインターナショナル)は今年1月、中国貴州省のセメントメーカー、賽徳水泥(中国)控股の株式97.94%を取得したところ、賽徳水泥傘下のセメントメーカーの少数株主が株式の優先購入権を主張し、中国国際経済貿易仲裁委員会に仲裁を申し立てたことが14日までに分かった。15日付経済日報が伝えた。
公示によると、台泥国際は13日、中国国際経済貿易仲裁委からの通知文書を受け取ったという。
台湾セメントの黄健強副総経理によると、台泥国際はJPモルガン・チェースから賽徳水泥控股の株式を取得し、間接的に子会社の貴州賽徳水泥廠の株式約90%を取得したが、貴州賽徳水泥廠の少数株主が優先購入権の存在を主張し、仲裁を申し立てたという。
黄副総経理は「台泥国際は賽徳水泥控股の株式を取得したものであり、子会社の貴州賽徳水泥廠とは無関係で、法律上は優先購入権の問題は存在しない。現地政府から調停に協力するとの約束を得ている」と説明した。
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