ニュース 社会 作成日:2012年2月16日_記事番号:T00035431
昨年、台湾プロ野球で優勝した統一セブン-イレブン・ライオンズの呂文生監督(49)が、妻を通じ、先発投手や選手の戦力分析データを野球賭博組織に提供していた疑いが強まり、検察は15日、呂監督夫妻から事情を聴いた。呂監督は容疑を否認している。16日付蘋果日報が伝えた。
呂監督は、日台のプロ野球オールスターによるチャリティー試合「東日本大震災復興支援ベースボールマッチ」(3月10日、東京ドーム)でも指揮を執る予定になっている(中央社)
検察は呂監督から提供されたデータを賭博組織が賭けの倍率を正確に設定するために使用していたとみている。検察は呂監督夫妻が賭博組織から違法な利益供与を受けていなかったかどうかについて調べを進める方針だ。
2009年に台湾プロ野球で明るみに出た八百長事件では、4球団で統一にだけ関与者がいなかった。しかし、今回の事件で4球団すべてが野球賭博に関与したことになり、台湾プロ野球の信頼性失墜は避けられない。
呂監督は07年に統一の監督に就任し、4回の優勝記録がある。リーグを運営する中華職業棒球大聯盟(CPBL)の李文彬秘書長は「シーズン開幕前にこのような事件が起き、影響は避けられない」と述べた。
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