ニュース 政治 作成日:2012年2月16日_記事番号:T00035434
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の范麗青報道官は15日の記者会見で、両岸(中台)は最終的には政治や軍事上の矛盾に直面すると言及し、「両岸はいかなる政治、軍事問題についても話し合いが可能だ」との見解を示した。16日付工商時報が伝えた。
范報道官は「先経後政(先に経済関係、その後に政治関係)の原則に基づいて経済協力を深めることにとどまらず、文化や教育での交流を進める用意がある」とも述べた。その上で「政治や軍事面での難題は合意を積み上げて解決したい」と強調した。
馬英九総統の再選が決まり今後4年間の中台関係に関心が寄せられる中、范報道官の発言からは中国側が対話・交流の範囲拡大を積極的に進めていく意向がうかがえる。
なお4月に中国・海南島で開かれる博鰲(ボアオ)アジアフォーラムには呉敦義・次期副総統が出席するとみられ、中国の新体制で首相に就任すると言われる李克強副首相と会談する可能性もあり、今後の中台関係の行方を占う上で注目されている。
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