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福懋の織布第2工場で火災、「生産に影響なし」


ニュース その他製造 作成日:2012年2月16日_記事番号:T00035439

福懋の織布第2工場で火災、「生産に影響なし」

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の繊維メーカー、福懋興業(フォルモサ・タフタ)のポリエチレン(PE)織布第2工場(雲林県斗六市)で、15日明け方4時ころ火災が発生した。福懋は、この火災による負傷者はなく、設備への影響も軽微で、生産能力に影響はないとしているが、工場3階部分の1,500坪が燃え、損害額は1,300万台湾元(約3,500万円)にも上るとみられる。16日付中国時報が伝えた。

 出火元は、同工場3階に設置されていた糊付けを行うサイジング機の換気モーターで、出火原因は現在調査中だという。消防局の楊毓麟局長によると、同日午前7時過ぎには鎮火したものの、濃煙が充満しており、完全に消火したのは同8時40分ころだった。

 なお、雲林県環境保護局(環保局)と環境有毒災害救急チームは、同環保局から最も近い竹山空気品質観測所で検査を行い、火災による有毒化学物質の流出はなかったことを確認した。