ニュース 商業・サービス 作成日:2012年2月16日_記事番号:T00035442
コンビニエンスストア大手、全家便利商店(台湾ファミリーマート)は15日、今年の中台での展開について、台湾では店の質重視、中国ではシェア重視と、異なる戦略を取る方針を明らかにした。台湾では今年、70店増やして2,870店に拡大し、売上高は前年比2けた成長を見込む。一方、中国では400店増やして1,200店体制とし、損益均衡を目指す。16日付工商時報が伝えた。
台湾では▽新型店(ニューフォーマット)▽新地区(ニューエリア)▽新事業(ニュービジネス)──の「3つのN」を中核概念に店舗の質の向上に力を入れる。同時に、物流センターや「鮮食」(弁当など調理済食品)工場の拡張、POS(販売時点情報管理)システムの改善に計20億台湾元(約53億円)を投じる計画だ。
中国では早ければ3月に四川省成都市に進出するほか、来年は北京市でもオープンする計画がある。2015年には計4,500店まで増やす予定だ。
なお子会社の全家国際餐飲が経営するステーキレストラン、沃克牛排(フォルクス)は、早ければ5月に台北市内に第2店をオープンし、年内に損益均衡を達成したいとしている。
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