ニュース 電子 作成日:2012年2月16日_記事番号:T00035452
バックライトモジュール大手の中強光電(コアトロニック)はこのほど、超薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」向けの受注が相次いでおり、今年通年の同製品向けバックライトモジュールの出荷量が前年比5倍と大幅に増加するとの見方を示した。このため、バックライトモジュール全体の出荷も前年比10%以上の増加が見込んでいる。16日付電子時報が伝えた。
同社の林恵姿省エネ製品事業部総経理は、PCブランド3社からウルトラブック向け製品を受注し、うち2社は第1四半期から、残り1社は第2四半期から量産を開始すると説明した。
同社は今年20億台湾元(約53億円)の設備投資を計画しており、うち7割をバックライトモジュール事業に充てる。第3四半期以降タッチパネル搭載のウルトラブック機種が増加するとみて、液晶パネル後工程モジュール(LCM)事業においてタッチフィルム貼り合せ工程まで範囲を拡大する計画だ。
なお、同社の昨年第4四半期のバックライトモジュール出荷量は、液晶テレビ、タブレット型PC向け出荷が減少したことが響き、前期比9%減の1,478万枚だった。
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