ニュース 電子 作成日:2012年2月16日_記事番号:T00035457
正確な景気予測に定評がある、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)の林文伯董事長は15日、今年の半導体業界景気について「第1四半期が谷底で、第2四半期以降は力強い回復が期待できる」との見方を示した。16日付経済日報が報じた。
林董事長は「ハイテク大手や半導体メーカーは昨年第4四半期に在庫水位が低下した上、スマートフォンやパソコン需要の増加による在庫積み増しが期待できるため、市場は3月から回復を始め、勢いは第3四半期まで持続する」と述べた。
また、今年通年の半導体市場見通しについて、主要大手メーカーや研究機関が前年比約2~3%成長と予測していることに対し林董事長は、「慎重過ぎる」と述べた。その上でインテルやサムスン電子が設備投資を拡大していること、欧州債務問題と米国経済に改善が見られること、ロンドン五輪開催、米国政府が大統領選挙に向け数多くの景気刺激策を打ち出してくると予測されることなどを理由に「世界経済状況は悪くない」と指摘。半導体市場も出荷量で約4~6%、出荷額で約3~4%の成長が見込めるとの考えを示した。
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