ニュース 社会 作成日:2012年2月17日_記事番号:T00035461
プロ野球、統一セブン-イレブン・ライオンズの呂文生監督(49)が、試合の先発メンバーや選手のけがの回復情況などの情報を、妻を通じて野球賭博の胴元に提供していたとして、16日板橋地検より背任および企業秘密の漏えい容疑で事情聴取を受け、呂監督は50万台湾元(約134万円)、妻は30万元で保釈された。呂監督は謝罪会見を開いて辞任を表明し、球団側の了解を得た。17日付蘋果日報などが報じた。

会見で謝罪する呂監督。台湾球界は一向に不正との縁が切れない(16日=中央社)
板橋地検によると、胴元は呂監督夫妻から得た情報を、賭けの対象の試合でのハンデ設定に使っていた。呂監督は金銭は受け取っていないと供述したが、検察はライオンズの有名選手が八百長に手を染めていたとの疑念を抱いており、捜査を拡大する可能性もあるという。
ライオンズ監督は、元日本ハム・近鉄の中島輝士打撃コーチが当面代行を務めることが決まった。
中華職業棒球大聯盟(CPBL)の李文彬秘書長は、3月17日からの今シーズンは予定通り開幕すると表明した。呂監督は3月10日に東京ドームで行われる日台のプロ野球オールスターによるチャリティー試合「東日本大震災復興支援ベースボールマッチ」でも指揮を執るにとなっていたが、CPBLは代わりの人選を行うことを決めた。
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