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台化、ベトナムに100億元を追加投資へ


ニュース その他製造 作成日:2007年11月5日_記事番号:T00003547

台化、ベトナムに100億元を追加投資へ

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)は、ベトナムに100億台湾元(約350億円)を追加投資し、ナイロン重合と繊維抽出の一貫工場を建設する計画だ。系列の福懋興業(フォルモサ・タフタ)の同国における事業拡大に対応した動きで、2009年に操業開始を見込む。台湾企業で海外にナイロン重合工場を建設するのは初めて。5日付経済日報が伝えた。

 台塑集団傘下の南亜塑膠(南亜プラスチック)、台化、福懋、金車企業は5年前に合弁でベトナムに「台湾興業」を設立し、主にポリエステル製品を生産している。ナイロン事業は次のステップとして構想されているもので、4期に分けて進められる。

 第1期事業では256スピンドルの精紡工場と日産100~130トンのナイロン重合工場の建設を見込んでいる。台塑集団は中国江蘇省への投資を想定していたが、生産コストの上昇を受け、最終的にベトナムに投資先を変更した。