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幹細胞研究開発の国璽、新竹生物医学園区に研究所設置へ


ニュース 医薬 作成日:2012年2月17日_記事番号:T00035472

幹細胞研究開発の国璽、新竹生物医学園区に研究所設置へ

 幹細胞研究開発の国璽幹細胞応用技術公司は16日、新竹生物医学園区(新竹県竹北市)への進出を記念した式典を開催した。同社はまず5億台湾元(約13億円)を投じて同園区に幹細胞培養・保存研究所を設置し、肝硬変治療の幹細胞新薬に関する研究開発(R&D)および生産を行い、臨床医学への応用を目指す。16日付自立晩報電子版が報じた。

 国璽幹細胞は、バイオ医療産業の重要拠点として整備が進められている同園区に、幹細胞バイオテクノロジー企業として初めて入居した。また、幹細胞技術で「バイテク新薬産業発展条例」に適合する企業として、初めて経済部の認可を取得している。

 朱耕廷・同社董事長は、「幹細胞研究は今後、臨床医療だけでなく、外見も含めていかに若く健康で長生きするかなど、美容健康分野にも広く応用される。当社の研究開発チームは、疾病の幹細胞療法だけでなく、さらに若く健康で長生きできる技術も開発していきたい」と述べた。

 朱董事長はまた、将来は新竹県政府や科学工業園区管理局の協力の下、新竹生物医学園区に台湾初となる幹細胞産業クラスターを形成し、就業機会とビジネスチャンスの創出、さらには台湾の幹細胞技術で世界進出を果たしたいとの考えを示した。