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華広生技の血糖値測定センサー、3年で生産能力6倍へ


ニュース 医薬 作成日:2012年2月17日_記事番号:T00035474

華広生技の血糖値測定センサー、3年で生産能力6倍へ

 血糖値測定器メーカーの華広生技(Bionime)はこのほど、今後3年で血糖値測定センサーの生産能力を6倍の20億枚まで拡大するため、22億台湾元(約59億円)を投じる計画を董事会で決議した。17日付経済日報が伝えた。

 計画に基づき同社は16日、自社開発の自動生産設備を搬入し稼動した。投資額2億3,000万元。年内に生産ライン2本を増設し、血糖値測定センサーの生産能力を8億枚まで引き上げる予定だ。

 黄椿木・同社董事長は先日、2016年までに血糖値測定器の世界シェア5%獲得の目標を表明した。証券会社は、計画通り生産能力を拡大できれば、今年はシェア1%、16年を前に5%を達成できるとみている。

 同社は昨年、米大手医療機器のゼネラル・エレクトリック(GE)と戦略提携を結んでおり、このほど共同開発した血糖値測定器が米国で発売された。今後はGEブランドの血糖値測定センサー、測定キットなど糖尿病関連機器の付属品も手掛ける考えだ。