ニュース 電子 作成日:2012年2月17日_記事番号:T00035477
米NPOの公正労働協会(FLA)は、米アップル製品サプライヤーの中国工場の労働条件は他の製品の中国工場を上回るとの初期調査結果を明らかにした。鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)に対しては「施設は一流で、物理的な条件も標準を超えている」と評価した。外電報道に基づき17日付経済日報が伝えた。
ファン・ヒールデンFLA会長は「富士康の工場内部を見て意外に思ったのは、アパレル工場に比べて静かだったことだ。問題は仕事が単調で飽きやすく、孤立感を持ってしまいがち」と話した。
FLAは富士康で従業員の自殺が相次いだことや成都工場で爆発事故が起きたことなどを受け、アップル製品の中国8大サプライヤーの労働環境調査に乗り出した。3月初めに臨時報告を発表するとともに、最終報告ではサプライヤーに対して改善点を指摘して改善策も提案することにしている。
なおFLAは近く、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)や和碩聯合科技(ペガトロン)、勝華科技(ウィンテック)などの工場も訪れる予定だ。
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