ニュース 電子 作成日:2012年2月17日_記事番号:T00035481
台湾の2011年パネル産業生産額は9,519億7,000万台湾元(約2兆5,000億円)で1兆元を割り込んだ。材料、部品を含めたフラットディスプレイ産業全体の生産額は前年比15.5%減の約1兆4,000億元だった。今年はパネル産業が8.6%増で1兆元台を回復し、フラットディスプレイ産業全体は1兆5,000億元まで成長する見通しだ。工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識サービス計画(ITIS)の統計を基に17日付工商時報が伝えた。

ITISの統計によると、昨年第4四半期のパネル生産額は前期比5.4%減の2,293億3,000万元で、フラットディスプレイ産業生産額は前期比4.8%減の3,366億9,000万元だった。減少の原因についてITISは、大型パネルが需要期ながら振るわず7%減となったことを挙げた。タブレット型パソコンとスマートフォンの売れ行き好調で、メーカーが相次いで第5、6世代ラインを中小型パネル生産に充てたことも響いた。
今年に入り、大型パネルの価格下落が落ち着きをみせている。ただ、春節(旧正月)連休と2月の稼働日が少ないことから、第1四半期の大型パネル生産額は前年比2.4%減の1,736億3,000万元、中小型パネルは非需要期のため、前年比2.3%減の451億8,000万元と予測した。
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