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IC設計のELAN、Win8効果を期待


ニュース 電子 作成日:2012年2月17日_記事番号:T00035482

IC設計のELAN、Win8効果を期待

 IC設計大手、義隆電子(ELAN)の葉儀晧董事長は16日、8月に発売が見込まれるマイクロソフトの新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」対応タッチ製品の認証を既に取得したことから、今年はタッチパッド・タッチパネル用チップの出荷増が見込めると語った。17日付経済日報が伝えた。

 葉董事長は、Windows8搭載ノートパソコンや周辺機器向けコントローラICの出荷が第2四半期に始まり、第3四半期から業績に貢献すると語った。

 同社社内では今年は前年比2けた増収、粗利益率も同2~3ポイントの改善を予測している。昨年売上高は前年比13%減の52億台湾元(約140億円)、粗利益率は同5ポイント下落の32%だった。

 同社は、タッチ用ICが売上高全体に占める割合が2010年の30%から昨年38%まで拡大した。うち9割はノートPC向けだ。現在ノートPC向けタッチパッド用チップで世界2位。