施顔祥・経済部長は17日、６大高付加価値サービス業の発展とサービスの輸出を促進することで、同部が監督するサービス業の輸出額を2020年に現在の80億米ドルの２倍、160億米ドルに拡大する目標を明らかにした。18日付工商時報が伝えた。
６大サービス業は▽情報サービス▽電子商取引▽デジタルコンテンツ▽クラウドコンピューティング▽コンベンション▽グルメ——。
経済部は、サービス業は雇用創出が可能として早くから重視しており、戦略的に推進するため下半期に「サービス業輸出事務所」を設ける予定だ。同事務所を通じて人材育成訓練や他国の法令についての相談受付、風習や宗教に関する情報提供など総合的に支援する。
経済部は既に行政院経済建設委員会（経建会）に「戦略的サービス業投資計画」を提出済みで、行政院国家発展基金（国発基金）から100億台湾元（約270億円）の提供を受けて投資用の基金とする方針だ。
