ニュース 運輸 作成日:2012年2月20日_記事番号:T00035496
四維航業が保有するパナマ船籍のばら積み貨物船「フォーシーズ」(2万9,700トン)が今月14日、ナイジェリアのラゴス港付近で海賊の襲撃に遭い、船長と機関長の2人が殺害され、船員多数が重軽傷を負ったことが台湾海運業界に衝撃を広げている。20日付経済日報などが伝えた。
四維航業は小型ばら積み貨物船を専門とする海運会社。同船はデンマークの船会社、フォーチュナ・チャータリングに運航を委託して、砂利などを運搬していた。事件当時はインド企業との契約で航行中だった。
四維航業は「入港時に攻撃に遭い、死傷者が出た。事件が会社経営に与える影響はない」とした上で、死者の国籍など詳細については、明らかにしなかった。
海運業界関係者によると、西アフリカではケミカルタンカー、オイルタンカーなどが襲撃される事件が頻発しており、状況は東アフリカのソマリア沖に並んで深刻だという。
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