ニュース 建設 作成日:2012年2月20日_記事番号:T00035497
金門県の2つの主要島、大金門島と小金門島を結ぶ金門大橋の建設について、陳振川・行政院公共工程委員会(工程会)主任委員は17日、中国の施工船などの機械や技術人員の工事への導入を行政院が特別に認める決定を行ったと明らかにした。同橋は台湾の公共工事で、事実上中台が協力する初のケースとなる可能性がある。18日付聯合報が報じた。

大金門島から望んだ小金門島。大橋がかかれば自動車で5分だ(17日=中央社)
台湾は中国企業の公共工事への参入を依然規制しているが、同橋の主要工程はこれまで3回連続で流札となっており、陳主委は海上工事で経験のある中国側の技術を導入できれば、台湾企業の参入リスクが低下し、入札への意欲が高まると趣旨を説明した。中国企業は同橋の工程を請け負うことはできず、技術・人員の導入に当たっては台湾企業が借用する形を取る。次回の入札は3月1日が予定されている。
金門大橋は全長5,400メートル、海上部分4,800メートルで、幅15メートルに片側1車線の自動車道路と自転車・歩行者専用路1本が設けられる。昨年1月に馬英九総統出席の下で着工式が行われており、2013年6月の完成を目指す。
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