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石化業界のQ1生産額、前期比1.8%増=ITIS


ニュース 石油・化学 作成日:2012年2月20日_記事番号:T00035498

石化業界のQ1生産額、前期比1.8%増=ITIS

 工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識服務計画(ITIS)は、石油化学業界の第1四半期生産額について、前期比1.8%増の4,342億台湾元(約1兆2,000億円)に回復するとの見方を示した。これまで業界で稼働率が低下して供給過剰圧力が緩和され、最近では在庫積み増し需要が高まっていることが前期比増加予測の理由だ。20日付工商時報が報じた。

 IEKによると、石油化学業界の昨年通年の生産額は1兆9,076億元で前年比4.7%増だったが、同年第4四半期は4,266億元で前期比5.7%減、前年同期比6.8%減となった。同期は▽ポリ塩化ビニル(PVC)、▽ポリエチレン(PE)、▽ポリプロピレン(PP)、▽ポリスチロール(PS)、▽アクロルニトリル、ブタジエン、スチレン(ABS)──の5大汎用樹脂需要が欧州の金融危機や、中国における金融引締め政策により低迷、価格も下落したことが影響した。