ニュース 電子 作成日:2012年2月20日_記事番号:T00035502
台北市の無料の公衆無線LANサービス「Taipei Free」追加整備計画の入札で、統一企業集団(ユニ・プレジデント)傘下の安源資訊(Qウエア・システムズ&サービシズ)が落札した。20日付経済日報が報じた。
台北市資訊処の張家生処長は19日、安源資訊と2月末に契約し、5月に計画を始動する予定だと語った。落札額は1億台湾元(約2億7,000万円)以上で、市内ホットスポットを現在の約2,000カ所から4,500カ所まで拡充するようだ。
利用可能エリア拡大は、幹線道路、公園、学校、喫茶チェーン店などが対象。また現在のサービス速度は512Kbps(毎秒キロビット)で遅すぎるとの不満が多いことから、今年は10Mbpsサービスへのアップグレードを進める。
今回の競争入札では、安源資訊が全球一動(グローバル・モバイル)を打ち破った形だ。全球一動は昨年、台北市の公衆無線LANネットワーク整備事業で、主要道路39本、8大商圏、夜市(ナイトマーケット)、バス停、都市交通システム(MRT)駅などにホットスポットを設置した。落札額は約5,800万元だったとされる。
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