ニュース 電子 作成日:2012年2月20日_記事番号:T00035504
スマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)が米アップルに特許を侵害されたと訴えた特許訴訟の再審理で、米国際貿易委員会(ITC)は17日、再審理の対象となった1件の特許についても、アップルによる特許侵害はなかったとして、原告敗訴の決定を下した。19日付工商時報が伝えた。
HTCは「決定内容は遺憾だ」とし、米連邦巡回区控訴裁判所への提訴も含め、さまざまな対応を検討していく方針だ。
今回の決定は、HTCとアップルが争う複数の特許紛争のうち、2010年5月にHTCがアップルを提訴した部分に関するものだ。ITCは昨年10月、HTCが訴えていた4件の特許侵害について、HTCの特許は有効だとしながらも、提訴内容を棄却する決定を下した。ただ、うち節電管理に関する1件の特許については、昨年12月に再審理が認められた。
アップルとアンドロイド陣営のHTCによる特許紛争は泥沼化しており、今後もアップルがHTCを訴えた別の特許訴訟で、今年11月にもITCの仮決定が出るほか、HTC傘下のS3グラフィックスがアップルを訴えた特許訴訟では、来年2月にITCの仮決定が下される見通しだ。
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