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中華汽車の三菱「ランサー」輸出、2年で5倍目標【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年2月20日_記事番号:T00035505

中華汽車の三菱「ランサー」輸出、2年で5倍目標【図】

 中華汽車工業(チャイナ・モーター)の劉興台総経理は17日、三菱自動車「ランサー」の受託生産・完成車輸出台数を2年で5倍に増やすと宣言した。来年は3,000台、2014年には5,000台を見込む。18日付工商時報が伝えた。


新型「ランサーiO」発売直後は「ランサー」全体の販売目標を月1,200台、その後も800台と設定している(中華汽車リリースより)

 中華汽車は、今年初めて生産する「ランサーフォルティス」を第2四半期からクウェートに向け輸出する予定で、今年の受注1,000台と見込む。17日に新型モデルを発表した「ランサーiO」も受託生産・輸出を手がける見通しだ。中華汽車は「菱利(ベリカ)」や「ジンガー」などの三菱商用車も加えると、今年の完成車輸出販売台数が合計2,000~2,300台に上ると予測している。

 中華汽車の主管は、「ランサー」完成車の輸出がうまくいけば、「グランダー」、「コルトプラス」などの三菱車も台湾での生産に切り替わる可能性があると期待感を示した。