ニュース 電子 作成日:2012年2月20日_記事番号:T00035508
鴻海科技集団(フォックスコン)は17日、中国の従業員の基本給を今月1日に遡及(そきゅう)して16~25%引き上げると発表した。中国での大幅賃上げは従業員の連続飛び降り自殺があった2010年の6月、10月に続く3度目。18日付工商時報が伝えた。
鴻海集団によると、賃上げは中国各地でほぼ全面的に実施し、上げ幅は勤務地、職種、技術レベルと評価を考慮して決定する。賃金改善のほか、研修などの機会提供で、中国トップメーカーとしての模範を示したいとしている。
証券会社は、鴻海集団の大幅な賃上げは利益を侵食する懸念があると同時に、中国での人件費上昇に苦しむ台湾企業にも影響を与えると指摘した。
鴻海集団は広東省深圳市で10年6月に製造現場の従業員の基本給を900人民元(約1万1,400円)から1,200人民元に引き上げた。同年10月には、考査合格者の最低月額賃金を2,000人民元以上とした。
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