ニュース 電子 作成日:2012年2月20日_記事番号:T00035510
市場調査会社、ディスプレイサーチの統計によると、2011年のTFT(薄膜トランジスタ)パネルへの設備投資世界総額は約130億米ドルと大幅に落ち込んだ。パネル産業で低迷が続き、各メーカーは6四半期連続で赤字を計上、生産能力拡充計画を見合わせていることが原因とみられる。今年についてもディスプレイサーチは、景気低迷の影響を受けて前年の63%に減少、過去10年で最低になると予測している。20日付工商時報が報じた。
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は昨年、設備投資を2回下方修正し、最終的には約570億台湾元(約1,500億円)となった。今年は400億元と昨年をさらに下回る見込み。
奇美電子(チーメイ・イノルックス)も昨年は下方修正を3回行い、総額は500億元以下だった。同社は今年、生産能力の増強は行わず、主に酸化物半導体(IGZO)液晶パネルの生産設備など既存ラインの改造やアップグレードに300億元以内の費用を投じる計画だ。
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