米プロバスケットボールリーグＮＢＡ初の台湾系選手、ジェレミー・リン（23・林書豪）の大活躍により、台湾のスポーツくじ、「運動彩券（台湾スポーツロト）」の販売が急増している。今月５～20日にリンが出場した試合だけで、売上高は9,500万台湾元（約２億6,000万円）に上った。21日付工商時報が報じた。
運動彩券を運営する運彩科技の洪主民総経理は、リンが所属するニューヨーク・ニックスは現在、最も注目されていると指摘。対ダラス・マーベリックス戦の売上高は1,800万元を超えた。対ミルウォーキー・バックス戦の売上高は、指定の質問の答えを当てる「快智彩」を合わせると2,300万元で、ＮＢＡくじ今期最高となった。
リンは20日、マーベリックス戦で28得点、14アシストでチームに勝利をもたらしたが、21日行われたニュージャージー・ネッツ戦では92対100でニックスが敗れた。
