ニュース 農林水産 作成日:2012年2月21日_記事番号:T00035522
台湾では含有が一切認められていない成長促進剤「ラクトパミン」(通称、痩肉精)を含む米国産牛肉が相次いで見つかったことを受け、高雄市衛生局は20日、米国産牛肉に対するサンプル調査を行った結果、調査対象の半分からラクトパミンが検出された。21日付蘋果日報が伝えた。
高雄市衛生局は先週、大潤発(RTマート)鳳山店、大楽(ダラーズ)民族店で米国産牛肉6点のサンプル調査を行い、半分の3点からラクトパミンが見つかった。サンプル数が少ないため、単純比較はできないが、ラクトパミンの検出比率は台北市の量販店での33%、衛生署が通関時に行った検査での26%を上回った。
ラクトパミンの相次ぐ検出を受け、カルフール(家楽福)、大潤発、愛買(aマート)は米国産牛肉の販売を既に無期限で中止した。カルフールの広報担当者は「9日から全63店舗で米国産牛肉を撤去した。損失は1,000万台湾元(約2,700万円)に達する」と述べた。
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