ニュース 商業・サービス 作成日:2012年2月21日_記事番号:T00035527
円山大飯店(グランドホテル)の李建栄董事長は20日、今年は5億台湾元(約13億5,000万円)を投じて過去最大規模の客室改装を行うと表明した。李董事長によると、昨年は中国人団体客の増加や日台関係の良好な発展が貢献して客室稼働率とレストランの業績がそろって伸び、利益が過去10年で最高の1億元余りとなった。21日付経済日報が伝えた。

円山大飯店は改装発表に当たり、50年前、蒋介石総統夫妻のために特別に製作した「龍鳳いす」など、貴重な家具などを展示した(21日=中央社)
52年オープンで今年5月に開業60周年を迎える円山大飯店は、1985年に火災が発生した際、部分的に改修を行ったが、大規模な改装はこれまで一度も行っていなかった。
同ホテルは蒋介石総統の宋美齢夫人が愛用していたことで知られるほか、米国の現職大統領として唯一来台したアイゼンハワー大統領がプレジデンシャルスイートに宿泊したり、シンガポールのリー・クワンユー元首相が24回利用するなど、台湾の迎賓館のような役割も担ってきた。過去に宿泊したことのある外国の元首や首相、閣僚などは2,000人を超える。
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