ニュース 電子 作成日:2012年2月21日_記事番号:T00035532
低価格ノートパソコン(ネットブック)市場は、タブレット型パソコンの普及などで低迷が予想され、今年の業界全体での出荷台数が20%以上縮小するのではないかという悲観的な見通しが浮上している。21日付電子時報が伝えた。
昨年はインテルが新型のAtomプロセッサーを発売したことで、ネットブックの生産コストは大幅に低下した。宏碁(エイサー)はプロセッサー「AtomN2600」を搭載した10インチ機種を1万台湾元(約2万7,000円)以下で投入するなど、各社とも新製品を発表した。
しかし各社は、従来型のノートPCとタブレットPCの挟み撃ちに遭い需要が低迷していることや、これ以上の価格引き下げ余地がないことなどからネットブック市場の先行きを悲観している。
こうした状況を受け、華碩電脳(ASUS)とエイサーは、ネットブックの主力市場を東南アジアや新興市場にシフトした。
ASUSは今年、ネットブックの出荷台数を昨年並みの500万台と見込むが、達成は困難とみられる。エイサーも400万台を出荷できれば上々とそろばんを弾いている。
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