ニュース 電子 作成日:2012年2月21日_記事番号:T00035538
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は今年、華碩電脳(ASUS)からの受注が拡大し、ASUSのノートPC出荷に占める割合が昨年の15〜18%から20〜25%へと上昇する見通しだ。21日付工商時報が伝えた。
コンパルは、ASUSの超薄型軽量ウルトラブック「ZENBOOK」で、インテルの次世代プロセッサ「Ivy Bridge」搭載の次期製品を受注したとされ、4月の出荷が見込まれている。これまで「ZENBOOK」を受託生産してきた和碩聯合科技(ペガトロン)に代わる形だ。背景には米アップルが「ZENBOOK」は「Mac Book Air」に酷似しているとペガトロンに懸念を表明し、iPhoneやiPadなどアップル製品の受注を維持したいペガトロンが「ZENBOOK」の受託打ち切りを決めたことがあるとされる。
コンパルは昨年、聯想集団(レノボ)とPC生産での合弁を発表し、レノボにとって最大の委託先となった。今年はノートPC世界市場の予想成長率5~8%を上回る、前年比20%増、4,800万台の出荷を目指している。
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