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大衆電信、25億元の増資を決定


ニュース 電子 作成日:2007年11月5日_記事番号:T00003554

大衆電信、25億元の増資を決定

 
 次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の事業権を7月末に獲得した大衆電信(FITEL)は2日株主総会を開催し、25億台湾元(約88億円)の増資案の承認を得た。簡明仁大衆電信董事長は、 年内に域内の機関投資家を対象とした10億元の増資を完成させると語った。3日付工商時報が報じた。

 WiMAX基地局設置には40億元の費用がかかり、経済部工業局が進めるM台湾(モバイルタイワン)計画から13億元の補助金が出るが、大衆電信は17億7,000万元近い累積赤字があるとみられるため、30億~40億元の資金調達が必要だ。

 簡明仁董事長は、まず1株12元で1億株を域内機関投資家に、次いで1株16元で1億5,000万株を海外の機関投資家に発行し、資金をまかなう考えだ。