ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年2月22日_記事番号:T00035556
中国鋼鉄(CSC)は21日の董事会で、豪州の炭鉱への追加投資など1億200万豪州ドル(約87億円)の投資計画を決議した。うち、豪州MCGから「MDL162」炭鉱の権益10%を取得するのに5,000万豪州ドル、工場建設や開発など設備投資に5,200万豪州ドルを投じる。22日付工商時報が報じた。
CSCによると、MCGが新たに開発する炭鉱は2016年から採掘が始まり、20年間にわたり年産600万トンが見込まれる。CSCは年間60万トンの原料炭が確保できるようになる。これにより、CSCと傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)が今後必要となる年間1,200万トンに対し、自給率は5ポイント上昇して7~8%となる見通しだ。
さらに、CSCは15年までに海外の炭鉱や鉱山に25億米ドルを投じ、自給率を目標の30%まで引き上げる計画だ。豪州のほか、ブラジル、カナダなどで投資先を模索している。
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