ニュース 電子 作成日:2012年2月22日_記事番号:T00035566
市場調査機関IDCによると、台湾パソコン市場の昨年第4四半期の出荷台数は前期比17%減の70万5,000台で、売上高は前期比19.2%減の4億5,000万米ドルだった。IDCは出荷減少の理由として、タイ大洪水によるハードディスクドライブ(HDD)供給不足問題、および世界経済の不確実性が高まったため企業がIT(情報技術)関連予算を凍結したことを挙げた。22日付工商時報などが伝えた。
市場シェア1位は華碩電脳(ASUS)で全体の4割に迫った。2位は宏碁(エイサー)で、台湾ブランドが引き続き1、2位を占めた。3位は聯想集団(レノボ)で、家庭用PCの低価格販売戦略が功を奏して前期から1ランク順位を上げ、ヒューレット・パッカード(HP)を抜いた。5位はiPadなどの販売が好調のアップルが入った。
今年第1四半期のPC出荷台数についてIDCは、世界経済の低迷、およびIT製品展示即売会「資訊月(インフォマンス)」のような大型販促イベントもないため、前期比14%減を予測している。ただ、第2四半期にはHDD不足が解消されるとして、前期比4.7%の出荷増を見込む。
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