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奇景光電、13億元で米国自社株を買い戻し


ニュース 電子 作成日:2007年11月5日_記事番号:T00003557

奇景光電、13億元で米国自社株を買い戻し

 
 奇美電子(CMO)が出資する世界2位のパネル用ドライバ用ICメーカー、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)は、米ナスダック市場で株価が公開時より約6割下落したことを受けて、今月より約4,000万米ドル(約13億元)の資金で同市場の自社株買い戻しを始めた。呉炳昌同社総経理が2日発表した。 

 同社は昨年4月にナスダック市場で公開。初値は9米ドルだったが、11月1日の終値は3.87米ドルと半分以下に下落してしまっていた。市場関係によると、今年の1株当たり利益(EPS)50米ドルから換算した株価収益率(PER)は8倍以下で、聯詠科技( ノバテック)など域内の他のIC設計メーカーより明らかに低く評価されていることが、買い戻し実施の主因とみられる。

 2日の同社の法人説明会によると、第3四半期の業績はパネル市場の好調を受け、売上高が前期比9.2%増、前年同期比37.4%増の2億4,300万米ドルで過去最高、粗利益率は4季連続上昇し22.5%となった。第4四半期の売上高は前期比4~6%の成長が見込めるという。3日付経済日報が報じた。