ニュース 運輸 作成日:2012年2月23日_記事番号:T00035575
交通部が交通渋滞解消のため、高速道路を高雄(国道7号線)で新設、台中(国道4号線)で延伸することを決めた。環境影響評価(環境アセスメント)が順調に進めば、早ければ来年着工、2017年の完成が見込まれる。23日付自由時報が伝えた。
7号線は高雄港から林園区や小港区などを経て仁武区で国道10号線に連結する。全長23キロメートルの高架道路で、建設費は540億台湾元(約1,500億円)となる。
4号線は台中市豊原区から潭子区まで11.5キロメートル延伸する。環境への影響を緩和するため路線を一部変更するほか、トンネル3カ所の長さを計3.7キロメートルに短縮することにした。建設費は252億元を予定している。
交通部台湾区国道新建工程局(国工局)は1月に行政院環境保護署に4号線延伸に伴う環境影響説明書を提出済み。7号線については来月に提出する。
09年3月の国道6号線(台中市霧峰区〜埔里区)開通後、台湾で新たな高速道路は建設されていない。7号線建設と4号線延伸の計画は数年前から検討されてきたものの、周辺の生態系への影響の懸念から反対論が高まり進展していなかった。
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