新北市で店舗を展開するショッピングセンター、環球購物中心（グローバルモール・ショッピングセンター）は、来年の春節（旧正月）前に台湾鉄路（台鉄）新左営駅（高雄市左営区）に新店舗をオープンする計画だ。23日付工商時報が伝えた。
新左営駅に隣接し、台鉄、台湾高速鉄路（高鉄）、高雄ＭＲＴ（都市交通システム）が乗り入れる左営駅には、2010年に百貨店最大手、新光三越百貨が「高雄左営店」と生活ストア「彩虹市集（レインボー・バザール）」を開店しており、新左営駅のグローバルモールとともに新商圏を形成する見通しだ。
高雄市政府都市発展局（都発局）は、一帯を交通機関の整備されたレジャー、ショッピング商圏として開発する考えで、周辺の工業園区を商業用地へ変更することで認可を得ている。
06年の新左営駅開業後、左営駅・新左営駅の利用客は延べ1,500万人を超え、年々増加している。都発局は、グローバルモール新店舗開店により、鉄道旅客向けだけでなく左営・楠梓地区の36万人の市民にも多元化したサービスの提供をアピールしたい考えだ。
